「結婚の連載やりますか?」
神田松之丞さんとの対談中、突然こちらを振り向いた岡村さんが言いました。昨年11月のことです。
雑誌『GINZA』の名連載「結婚への道」が終わったものの、岡村さんの結婚への探求心は冷めやらず、
『週刊文春WOMAN』創刊号に掲載したこの日の松之丞さんとの対談でも、
「結婚されて、お子様も生まれたとか。いま絶頂じゃないですか?」
「幸せだと芸に対してハングリーになれないってことは?」などなど、
質問を重ねていらっしゃいました。
そんな岡村さんからの有り難い逆オファーに「やります!やらせてください!」とお答えして、
このたび『週刊文春WOMAN』でスタートしたのが「岡村靖幸 幸福への道」です。
もはや岡村さんのライフワークである「結婚、恋愛」についてはもちろんのこと、
「人生において幸福をどこに感じるのか?」を毎回、ゲストの方と話し合っていただきます。
第1回のゲストは千原ジュニアさん。
かつて同じ結婚式に出席したことがあるものの、きちんと話すのは初めてというお二人は、
ときに黙り込みながら、ポツリポツリと言葉を交わされるのですが、
核心を突いた言葉が次々に出てきます。
家族というブレーキがあるから、フルで下ネタができる。
幸せな芸人が人をドキドキさせられるのか。
天才とそうではない人間。
次回は8月9日発売の夏号。岡村さんの新・対談シリーズをご愛読いただけると幸いです。
とりあえず私は今回、対談終了後にナジーム・ハメドの動画検索をして、大いに納得しました!
週刊文春WOMAN編集長 井﨑彩