静かで官能的で寓話的な
映像観てるうちに神の視点は
どこなのだろうと探るが
簡単には見つからない。
まるで、ヌーベルバーグの映画のような感触。
いつも正体をみせてくれない
男リリー・フランキー。
どんな心を持っているのだろう。何を愛しているのだろう?
何に泣いているのだろう?
いつか教えてくれるのかしら?
ー岡村靖幸(ミュージシャン)
映画『シェル・コレクター』
公式サイト http://www.bitters.co.jp/shellcollector/
2016年2/27(土)より、テアトル新宿、桜坂劇場他全国ロードショー!
貝の美しさと謎に魅了され、その世界で名を成した盲目の貝類学者は、沖縄の離島で厭世的生活を送っていた。
しかし、島に流れ着いたいづみの奇病を偶然にも貝の毒で治してしまい、それを知った人々が奇跡的な貝による治療を求めて
次々と島に押し寄せ、学者の静かだった生活は一変する……。
貝にのみ心を開く貝類学者を演じるのはリリー・フランキー。本作が、実に15年ぶりの主演作となる。
いづみを演じるのは日本映画界に不可欠な女優、寺島しのぶ。学者の息子・光役に、受賞が続く若手実力派俳優・池松壮亮、
いづみと同じ奇病に冒された娘・嶌子には話題作の公開が相次ぐ女優、橋本愛。
貝が魅せる螺旋の美しさ、沖縄の海と空の雄大さ、そして実力派俳優たちが織り成す孤独と再生……
原作は、デビュー作にしてO・ヘンリー賞を受賞したアンソニー・ドーアの「シェル・コレクター」。
この原作の舞台を沖縄に移して新たな命を与えたのは、デビュー作『美代子阿佐ヶ谷気分』が各国の映画祭で絶賛された坪田義史監督。
日米の才能が集結した未体験の映像世界がつむがれる。
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